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神様のカルテ 夏川草介 [文庫本]

映画『神様のカルテ』公式サイト
2011年8月27日(土)東宝系全国公開

~あらすじ~

 主人公・栗原一止(くりはらいちと)は、信州松本にある本庄病院に勤務する内科医である。彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそこそこ規模の大きい病院。24時間365日などという看板を出しているせいで、3日寝ないことも日常茶飯事。自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通。そんな病院に勤める一止には最近、大学病院の医局から熱心な誘いがある。医局行きを勧める腐れ縁の友人・砂山。自分も先端医療に興味がないわけではない。医局に行くか行かないかで一止の心は大きく揺れる。
そんな中、兼ねてから入院していた安曇さんという癌患者がいた。優しいおばあちゃんといった感じの女性であるが、彼女は「手遅れ」の患者だった。「手遅れ」の患者を拒否する大学病院。「手遅れ」であったとしても患者と向き合う地方病院。彼女の思いがけない贈り物により、一止は答えを出す。


神様のカルテ (小学館文庫 な 13-1)

神様のカルテ (小学館文庫 な 13-1)

  • 作者: 夏川 草介
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/06/07
  • メディア: 文庫



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